比較的快適な公園での調査

最後に僕が経験したのは公園での交通量調査。

 

調査方法は1回目の調査と同じ。
調査対象は大人、子供、ペット連れ、車椅子の4つだった。彼らが右と左、どちらの方向に行くかもその内だった。

 

ベンチの豊富な人通りの少ない静かな公園だったし近くにコンビニもあったので、朝と夕方の肌寒さ以外は堪えるものではなかった。
ただ、休憩ごとに4箇所の調査地点をローテーションしていく形式だったのだが、なにぶん広い公園だったので辿り着くまでに時間が掛かる。休憩場所を1箇所に出来ない点には難儀した。

 

 

それと、朝方小雨に降られたのに、レインコートを持っていないのは失敗だった。
休憩時間に買い求めることが出来たのが幸いだったが、気を付けるべき点を気を付けなかったのは大いに反省すべき点だと思う。

有力者

今回の調査は2日とも何のトラブルに見舞われることなく進んだものの、一つだけ厄介な出来事があった。
それは初めての調査のように各グループがタクシーで調査地点に向かおうとしているときの出来事だった。

 

僕が入っているチームに強面の中年男性が一人いたのだが、その男は
他のチームメイトに一言も断りなくタクシー代をスタッフから受け取らず、徒歩で向かう旨を伝えたのだ。

 

見ず知らずの人間とチームを組んで行う仕事なのに一体自分一人で何を勝手に決めているのだろうか。
抗議しようと思った僕だが、僕の他の2人も押し黙り、何よりその男性の重い雰囲気に流されるばかり。
スタッフも何も言ってくるようなことはしなかった。

 

結局折り畳み椅子をはじめとした荷物を全員で抱えたまま調査地点までの道のりを30分もの間細々と歩く羽目になってしまったのである。
当然帰りも同じように荷物を抱えて戻ることに。更に2日目の調査も同じチームのため、自動的に2日目も同じ目に遭った。

 

交通量調査においては経験を積むようになるとチームリーダーや結果の報告を頓に任されることがある。
後で調べて分かったことだが、やはりそういう人間の中からいわゆる「お局様」のような人間が現れることがあるらしい。

 

彼がその類の人物だったのかどうかは今では確かめる術は無いが、わずらわしい人間関係から逃れたいという理由で
交通量調査を選ぶのはやめておいた方が良いのかも知れない。

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交通量調査1回目。オーソドックスな交通量調査でした。
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